歌の倉庫

デイリー五七五

お題「励ましたい」
ぼくたちは 大海原の 漂流者 20020707
この線路 未来に続く ハイウェイさ 20020708
振り向くな 後ろは砂の 牙城だけ 20020709
納豆を 食べて元気な 君になれ 20020710
台風は 君の街も 通ったね 20020711
エンジンがかかりましたね。ハイオクで 20020712
太陽が目に飛び込んで出てこない 20020713

お題「台風」
ざわざわと 心臓の中 渦を巻く 20020714
右巻きの 荒くれ者が やってくる 20020715
列島を 洗い流す つもりだな 20020716
台風は 海で生まれて 海で死ぬ 20020717
ほんとうは すてきな名前が ほしいです 20020718
台風は はかない命 蝉のよう 20020719
どかシャワー ガス欠ダムは 満タンじゃ 20020720

お題「夜更かし」
もしかして このまま朝が 来ないかも 20020721
音のない 風もない夜は 真空に 20020722
かげろうと いっしょにふたりで 夜を更かす 20020723
夜を更かし エンジンふかす デカイ蠅 20020724
満月が 燃えております ヨヲテラス大御神 20020725
太陽は 地球のほかを 照らしてる 20020726
雨の音 今夜はぐったり 眠れそう 20020707

お題「連続」
食べて寝て 食べて食べてと また食べて 20020728
「こぶた」から 「たぬき」と「きつね」 そして「ねこ」 20020729
鼻で吐く、口から吸って、鼻で吐く20020730
忘れない バックスクリーン 三連発 20020731
ヨーグルト 半永久の リサイクル 20020801
一日の 私のすべて 文字にする 20020802
連続と 不連続とで 混沌に 20020803

お題「遠隔」
いまここは 電波のこない 地域です 20020804
けーたいが なくても私は 生きてます 20020805
爆弾は 遠くの空から やってきた 20020806
リモコンで 電話しようと してました 20020807
手をつなぎ 地球の果てを 見に行こう 20020808
ロケットで 月の周りを 回ろうよ 20020809
テレパシー とどけよとどけ アイラブユー 20020810

お題「シアワセ」
シアワセは 歩いてこない。駆け抜ける 20020811
いつまでも眠っていたい、永遠に 20020812
シアワセは フシアワセが あってこそ 20020813
金曜の 夜が一番 シアワセよん 20020814
ふわふわで あつあつでして ほくほくよ 20020815
ビール飲み お刺身食べて 野球見る 20020816
求めれば 求めるほどに 遠ざかる 20020817

お題「ゼイタク」
贅沢が敵の時代は、セピア色 20020818
贅沢と 贅肉の贅は 同じ字か 20020819
Pradaなの こちらはVUITTON モノホンよ 20020820
風が吹き 川が流れる この大地 20020821
ウニ食べて いくらも載せて むふふふふ 20020822
満月をそっと見上げてふりかえる 20020823
プール、海、水に豊かな島国だ 20020824

透きとおる 羽をたくわえ カモメ飛ぶ 20020825
にびいろの 空と大地で マラソンを 20020826
赤とんぼ すすきの森で さまよえる 20020827
熱くなる からだの中が 燃えている 20020828
スプマンテ 泡の向こうは 秋の雨 20020829
蜻蛉は 網の向こうで 世捨て人 20020830
本日は夏の終わりの大晦日 20020831
レモネード のどをおりてく ピンク色 20020901
脱皮せよ 背中のチャック ひらけゴマ 20020902
アザラシの 夏も終わって 夢の跡 20020903
おにぎりをほおばる口に、無垢な米 20020904
海を見て。また海を見て。そっと見て。 20020905
足元の百足を見つめ、足止める 20020906
神様と鬼が戦う闇の夢 20020907
ヤモリとは家を守りて虫を食う 20020908
トンボよけ、蝶にぶつかり、ジュラシック 20020909
漆黒の霞が家を包み込む  20020910
単調な毎日だけが生きる道 20020911
眠れない 時空の歪みに ほどけてく 20020912
毎日は 誰が生まれ 死んでいく 20020913
誰にでも時は同じく降り注ぐ 20020914
中国が紅く目を射る、電脳で 20020915
歩き出せ ミニスカートで、ずかずかと 20020916
いままさに 痛みとともに 産声が 20020917
満月はまだかまだか と おなか鳴る 20020918
アイスティー、ミルクの雲でにわか雨 20020919
ちゅるちゅるとさぬきのうどん、リサ満たす 20020920
鳥肌のあとには、羽が生えてきた 20020921
水の杜 鮭の肉体 アドレナリン 20020922
殺さない 早めるだけの 残酷さ 20020923
空虚から生まれて、そこは言海に 20020924
秋雨は ほてった頬を 冷却す 20020925
つぶつぶのイクラにシアワセ、つまってる 20020926
いまはまだ ススキはスリム 待機中 20020927
銀色の鮭の死体がゆらゆらり 20020928
エビ、卵、ナスに鶏肉、そば、チャーハン 20020929
お日様が 私にビームを放射中 20020930

神様は出雲国にレッツゴー 20021001
川の上、巨大な台風、どんぶらこ 20021002
橋の下、コーヒー牛乳 激流だ! 20021003
寒くてもビールはうまい泡の夢 20021004
連れてって ビールの中の泡の国 20021006
ココア飲む 最後は苦く いつの世も 20021007
小石ける そらぞらしくて もう一つ 20021008
きょう私 水銀の海 泳いだの 20021009
水をくれ もっといっぱい 海くらい 20021010
枯葉たち 私を追い越し 冬逃れ 20021011
鮭が去り そしてだあれも いなくなった 20021012
町に出て 雪虫探し ふわふらり 20021013
満月と雪と紅葉・・・お酒飲む 20021018
しとしとと 雪に見えない?秋の雨 20021019
中津江の村から来たぞ、柚とお茶 20021020
ストーブの力を借りて生きてます 20021021
いにしえの過去から私がやってくる、かも 20021022
文字だけの世界に入り・・・おなかすく 20021023
今日こそは水に入るぞ、書を捨てて 20021024
泳ぎつつ本が読めたらさぞ楽し 20021025
紅葉の中にまみれて燃えてきた 20021026
黄色やら、橙色やら、発火して 20021027
涼風が冷気に変わる日曜日 20021028
筆恋し秋の夜長をまたぎつつ 20021029
引力と風邪が私を病床へ 20021030
病床で晩秋が去り初冬知る 20021031

ほの白く明ける朝もや霜月じゃ 20021101
咳の音 障子の紙を つきやぶる 20021102
のどの奥 邪悪なものが巣を作る 20021103
のど笛が ささくれだった 音たてる 20021104
冬の雨 こんな夜には熱燗を 20021105
引き締まる 闇を切り裂く ヘリコプター 20021106
その瞳 色や形が 価値じゃない 20021107
失望と安心含む朝の晴れ 20021108
雪の白 冷たいはずが 心溶かす 20021109
雪の上 ステップ弾む べっちゃ べちゃ 20021110
陽を知らぬ 残った雪は岩となり 20021111
突然の雨にたじろぎ手をかざす 20021112
突然の雪に見上げるビルの杜 20021113
にびいろの空を支えるメレンゲや 20021114
朝起きて、雪を見てたら、夜が来る(ぞ) 20021115
衝突の車にしんしん雪積もる 20021116
日が陰り プールの奥は深海に 20021119
煮えるほど、プールに光が当たります。 20021123
本日はししゃもを焼いて食べました 20021124
駄文なら 言葉尽くして 雪と消え 20021125
肌凍る 自転車に乗る 給料日 20021126
闇の中 光り輝く 青水着 20021127
襟立てて友達を待つ、冬将軍 20021128
雪が降る、走査線状よこなぐり 20021129
暗闇の中を飛び交う魔法使い 20021130

這い上がる冷気を足でこそぎとる 20021201
森と雪 ひっそり暮らす 美を愛す人 20021202
とぼとぼと 雪道帰る 柿一つ 20021203
ビートルズ、初めて聴いた 既知の曲 20021204
ほこり舞う、私は歌う、聖子の歌を 20021205
今日もまた ぽつんと一人 ポストかな 20021206
ああだめよ 私の心は 光の方へ 20021217
成し遂げた、やったぜ、できたぞ、年賀状 20021208
寒雀 寒さ極まり こんころり 20021210
消えていく 一つの命が 雪の中へ 20021211
雪をつけ 水に入って 天ぷらだ 20021212
音もなく雪が屍隠しゆく 20021213
火葬場に香りはなくて雪白し 20021216
雪白し赤いふく来て紅白のお誕生日をひっそり祝う 20021218
友となら雪ぬるむ道さえいとおかし 20021219
ページ繰るその一瞬がもどかしい 20021220
意地張って絶対こたつは出さないぜ 20021222
皆の衆、陛下のお年はいくつかな? 20021223
雪はやみ、雲間は晴れて、聖夜待つ 20021224
耳すまし ぬきあしさしあし 猫サンタ 20021225
突然の大雪照らす冷月光 20021226
雪の白 プールの青さ 闇の黒 20021227
これまでの有閑いずこへ、雪の中 20021229

今日もまた朝日が昇る、新品の 20030103
あつあつのらーめん食べて、初詣 20030104
髪を切り、ブーツで跳ねる、凍結路 20030105
わたしだけ? 新雪踏んでる内地もの 20030106
病室のあかりと、ホテルのライトたち 20030107
隙間風 音が私を 通り抜け 20030109
皮凍り、肉もひんやり、骨までも・・・ 20030110
通信の途絶えた冬の、安らぎよ! 20030112
コーヒーの香りのついた雪ならば 20030113
魂の光が薄れる・・・風邪ごときに 20030116
雪の音 突然やんで 目が覚める 20030119
通勤が氷の上をつるつるり 20030121
寒雀 会話も道産子 そうだべね 20030124
雪の空 星の光をつまみ食い 20030127
雪落ちる 雀は鳴くよ 初午ぞ 20030202
まめをかむ いかのかおりに 鼻を向け 20030204
白い雪 ピンクの梅を おっことす 20030206
夢の中 必死で数える 五七五 20030208
こっそりと 舞い降りてくる 梅の花 20030210
水仙の かおりただよう フォトグラフ 20030215
ぴーぴーと 大音響の すずめちん 20030219
会議室 煙かき分け レモンティー 20030227
ケータイを熱くみつめる受付嬢 20030309
梅の色 思い出せずに うとうとと 20030315
見つけたぞ 夜空に穴が開いている 20030318

食べて寝て そういうことが 浄水器 20030524
あやめかな 突き刺すように 咲いている 20030607
花腐り 哀れを誘う 初夏暑し 20030615

友の声 数百キロの 国越えて 20050415
嵐越え 大波越えて 凪の中 20050508

ある人の五七五

今晩は飛ぶかもしれない扇風機 20020709
咲く前にしおれるなんて許さない 20027010
まだ弱い蝉の声 うまれたての夏 20020711
あいにく飛べませんホットカーペット 20020712
エアポートリムジン誰と乗りますか 20020717
(くっつけ七七:ぼくの隣が あいていますよ)
アメリカンチェリーの汁を爪に塗る 20020718
泣きたくて泣けないときのクランベリー 20020720
ひとりじめ氷イチゴのルビー色 20020723
溶けそうなアイスクリーム/アスファルト 20020801
ビールのむうちに晴れ間が見えてくる(ベルギーにて)  20020813



〈黒鍵〉がぼくを見送る じっと見る わかった、夜までには帰るから
2002 1106




〈足跡をかくしてあげる早く行きなよ〉振り向かず歩く路上に
2002 1107




月ならば星ならばいま水面にただよう影となっていたのに
2002 1108


またある人の五七五七七

現実に 直面して 怯えてる 乗り越えれるか 僕の精神 20020709
友達の いくたの趣味 語りかけ わたしの生活 豊にする 20020710
気にせずに どんどん書いて 冷静な あなたの言葉 僕をはげます 20020711
慌てずに 先は長いぞ 時を待つ いま耐えてこそ 華はこれから 20020713
夏間近 われらが校歌 鳴り響け 今年はどこまで 勝ちあがれる 20020714
希望乗せ 夜空に飛び交う 風船に 我しばし酔う 甲子園かな20020717
携帯で メール交換 はまってる 久々の春 やって来るかな 20020720
恐ろしい 夜明けの来ない 夜なんて 朝日はきっと 僕を待ってる20020722
春が過ぎ 夏も盛りに さしかかり 焦るこころを じっと抑える 20020724
我が友と 京の町にて 酌み交わす 語り尽くせぬ 時間よ止まれ 0020726
メガホンで こころ通わす 甲子園 田舎の友と 歓喜ともにす 20020728
あたらしき 命が芽生え 彼もまた 親になりけり ともに喜ぶ 20020731
携帯で メールやりとり 遊び過ぎ 通信料が  バカほどかかる 20020806
遠くても こころがあれば 一通の メールがぼくを 蘇らせる 20020807
いまいちど からだいじめて とりもどせ 髀肉を減らし 体をしぼれ 20020808
早すぎる 夏の終わりに 君は泣く 涙ぬぐえば 明日へ踏み出せ 20020811
乗り越えねば ならない壁が 目の前に いかに越えよう いま立ち尽くす 20020814
久々の 猛打爆発 心地好い 左うちわで 勝利に酔う 20020822
初恋の 思いいつまで 引きずれば いまでも夢に 君あらわれる 20020823
ボクシング リングサイドで 手を握る 飛び交う汗に 一喜一憂  20020828
わずかでも 光が見えた 突き進め 壁は必ず 乗り越えられる 20020901
すいすいと 泳いだ後の 心地好い 筋肉痛に 満足げかな 20020925
今晩も 眠れないかな 寝ようにも 阪神勝って 気分高揚 20021006

投稿で作る、つっこみ五七五

〜keiko3さんの五七五〜 2002/07/18
上野駅、取手に行かなきゃ用は無い

〜リサの突っ込みコメント〜
この人は取手に用事があるときしか常磐線に乗らないのね
上野駅はリニューアルしたそうですが、これまた用事がないと行かないよなあ
ちなみに常磐線とは朝も夕方も電車の中でお酒を飲んでる人が乗っている
不思議な電車なのです

〜keiko3さんの五七五〜 2002/07/19
HP、ハッチポッチもHP

〜リサの突っ込みコメント〜
ハッチもポッチもですかぁ
これって「知ってる人」と「知らない人」で日本を分けることができる、
一つの基準でもあるな
『ある意味この歌はものさしである』


〜keiko3さんの五七五〜 2002/07/22
あと5分、仕事の合図のオルゴール

〜リサの突っ込みコメント〜
できれば昼休みって2時間くらい欲しいですなあ
イタリア人がうらやましい・・・

〜keiko3さんの五七五〜 2002/07/24
夏風邪で梅雨明けしたのに羽毛布団

〜リサの突っ込みコメント〜
つっこめないまともな歌やんけ