白球の倉庫 その十三
第百二十一回〜第百三十回
私の愛する野球について語るコーナーです


連載 第百二十一回 2003/01/19

いまシーズンオフなのでフジテレビの「プロ野球ニュース」は
土曜日だけ放送してます。
えっ、「すぽると」じゃないの?って人、
まだやってるんですよ、「プロ野球ニュース」
フジテレビのCS放送でやってます。
有料ですよ。
だから地上波だけの人は残念ながら見れません。
あしからず。
で、昨日の放送の中で佐々木信也が
いま暖かいところで自主トレしている選手は
帰ってきて二月キャンプは寒すぎないかって
いったんです。
そうそう、私も昔からへんだなあって思っていたので
いい質問だと思ったのだ。
オーストラリアとかグアムとかで
自主トレする選手がおります。
特に投手の人。
結局答えは出なかったんですが、
そこんとこどうなんでしょうね。
宮崎といえども、高知といえども、
寒いよ〜



連載 第百二十二回 2003/01/21

いま私のいる会社には阪神ファンの女の子が一人いる。
まだ突っ込んで話をしていないから
どの程度のディープさかどうかは不明だが、
自分で阪神ファンという人に
ディープじゃない人なんていない。
みんなディープだ。
だから阪神ファンは枕詞が「熱狂的」なのだ。
枕詞というくらいだから、
阪神ファンにとって「熱狂的」という言葉に意味はない。
それはいいとして、巨人ファンもいる。
けっこういる。
こういう人はいじめがいがある。
なぜならディープじゃないからだ。
オタクが一般人をいじめている構図は
決して美しくないが、
いじめられる側は快感を感じているはずだ。
それが巨人ファンだからだ。


連載 第百二十三回 2003/01/24

ここんとこ、このコーナーを書くのが楽しいぞ
で、この間巨人ファンをいじめる話を書いたっしょ
したらね、例の桑田ファンから「いじめないで〜」っていわれた
いじめがいのある友達である
で、その彼女から「ヒルマンについて語って欲しい」と
またリクエストがあったので語ることにしよう

ヒルマンといってもだね、ロッテから巨人に行った途端に
肩が痛くなったヒルマンではない
(どうだ、なつかしーだろ)
今度日ハムの監督になるお人である
この監督が今週、札幌ドームを視察しに来たのだ
大変気に入ったらしく、
「朝起きるのが楽しみだね」などといったらしい
まだ一年先の移転だけどこんなことをいって
札幌市民を喜ばせるあたりなかなかの紳士だ
しかし、心配がある
この紳士が日本人とともに野球ができるのか
「そんなの平気だべ」って思ってるあなた、
ある日突然あなたの上司として
アメリカ人がやってきたらどうします?
居酒屋でビールをつぐのも、
トイレでばったり会って「最近どうですかー」っていうのも、
家族パーティーに招かれたって
異文化コミュニケーションになっちゃうのよ


連載 第百二十四回 2003/01/27

また桑田ファンからクレームがついた
ヒルマン監督で大丈夫だって
まあヒルマン批判をしたわけじゃないから、
私も楽しみにしているよ

実は札幌市民には監督に対するトラウマ現象がある
それは野球じゃなくてサッカーだ
コンサドーレ監督の岡田監督
この人は言わずと知れたワールドカップフランス大会の監督だ
この人は札幌に来てなにかと頑張り、
札幌市民の心をつかんだ
問題はその後の柱谷だった
とにかく弱かった
おかげで今年はJ2スタートだ
というわけで、へんな監督をつかまされたくないという気持ちがある

さて、ヒルマン監督、
日本最北の監督として
一花咲かせてくれるだろうか
期待してるで



連載 第百二十五回 2003/02/02

長らく間が空いてしまいました
さて書くことどっさりです
なんたってキャンプが始まりました
また春の高校野球の出場校が決まりました
全部だだーっと書いてしまいたい焦りがありますが、
そうすると連載じゃなくなっちゃうので、
小出しにしましょう。

さて、私は1月から働き始めたのです。
すると、キャンプも見れないし、
ペナントレースが始まっても6時の試合開始から
野球が見れないことが充分推測されます。
まあそれがサラリーマンのあるべき姿なんでしょうけど、

ああ、なんともくちおしい。

当然高校野球も結果だけ、
もしくはネットで経過を盗み見。
ああ、なんともくちおしい。

もっと大切なことを書きたかったのに
なんかいいたいことだけを書いてしまった。
また明日ね


連載 第百二十六回 2003/02/04

えーでは、高校野球について
今年の春の大会の出場校が決まりました
春には二十一世紀枠があります
今年は希望枠というのができました
まあどっちも日の当たらない学校に日を当てるためなんですけど、
私は最初反対でした
やっぱ実力本位でしょ
っておもっていたので
しかし、去年島根・松江北高と北海道・鵡川がでました
よわっちいかと思ったら
いやいやこれがなんのけっこうがんばったんですよ
たまには高野連のおっさん連中もええこと考えるなと
みなおしました
子供たちは機会を与えられて
実力を120%発揮したのだ
大人と違って無限の可能性を知りました
いやーすまんことでした
今年は島根・隠岐、新潟・柏崎です
うれしいだろーなー
いまは雪の埋もれた隠岐と柏崎ですが、
白球にまみれて野球楽しんでねー




連載 第百二十七回 2003/02/06

いやー、田舎にいると情報に疎くなるねー
今の時代インターネットがあるからいいものの
田舎の新聞は外国の情報なんかが
確実に一日遅れですから
テレビ局の数も少ないし
まあそれだけ情報に飢えてないってことなんでしょう
確かに、田舎にいるとちょっと世間のことがどうでもよくなってくる
それが田舎というものだ
そんな中、テレビのCMで
プロ野球公式戦「広島vs阪神戦」米子市民球場、チケット発売中!
ってやってます
まだ五月の話なんだけど、
きっと地方のプロ野球ファンは胸を躍らせているだろう
(特に黄色い方)
一年に一度来るか来ないかっていう場合、
その一度を確実に押さえておきたい
東京のように毎日あっちこっちでやっていると
ああ、いつかね
って気になる
キャンプだって、公式戦に来てくれないような地域でやるでしょ
あれって大切
しかしときにはキャンプ地で公式戦もやってあげましょう



連載 第百二十八回 2003/02/08

昨日ふと思い出して、もう一度がっかりしたことを書きましょう。
ではここで問題。
アメリカからやって来る外国人選手は
アメリカでは何流でしょう

ある番組を見ていてメジャーのスカウトを
やっていた日本人の人が
「五流」
だといったんです
三流だっていい意味じゃないのに
五流でっせ、五流
つまりメジャーリーグと
日本の野球の間にはそれだけの差があるのです
ね、がっかりしたでしょ
バースだの、ブライアントだの、
デストラーデだの、
ローズ(ロバートの方ね)だの
いろいろといい選手がいましたが
それも五流なんだなあ


連載 第百二十九回 2003/02/10

今日ドイツの高原が世界のGKオリバー・カーンから
ゴールを奪いました
私は前回日本にはアメリカの五流の選手が来ると書きました
まだ日本にやってくるサッカーの選手もそんなもんかもしれません
引退間際のかつてのスターがやってくる
今年イタリアのR.バッジオが来るかもしれないという噂です
もっと活きのいいぴちぴちしたやつに来てもらいたい
その中にあってユーゴスラビアのストイコビッチの存在は異色でした
政治的な問題があって日本にやってきた彼は
チームメイトに戦うサッカーを教えたように思います
もしアメリカで本当にメジャーのストライキが
開幕前に起きたら
五流選手以上の選手が日本でプレーすることになるかもしれません
複雑な心境ですが、今の日本はそんなもんなんです


連載 第百三十回 2003/02/15

キャンプはもう半分終わっちゃいました。
毎日キャンプの様子はニュースのスポーツコーナーで紹介されてますわな。
よく見ると、パ・リーグの紹介ってあっと言う間よ。
西武って松坂だけだし、
ダイエーは新人、
近鉄はメジャーに行けなかったした中村、
ロッテは昨年投げれなかった黒木、
日ハムは新しい監督、
オリックスは出戻りメジャーりーガー、
ちょっと将来性のない内容でしょー。
なんてこった。
キャンプってかいつまんじゃうから扱いの低さが露呈する。
なんとかならんかね、パ。

白球の威力へ