連載 第十一回 2002/07/29 守備のうまい選手とともに私の心をとらえたのは、 左投げの投手です。 本格派や速球派っていうのはなぜか右投手が多い。 コントロールや変化球で打者を翻弄する左投手に ひかれるようになりました。 悲劇的な感じもするし。 いまの球界を代表する左腕といえば、 私はあまり好きじゃないけど、石井一久(ヤクルトスワローズ → ドジャース) 井川慶(阪神タイガース) まだ若い、杉内俊哉(ダイエーホークス) しぶいところで、山本昌(中日ドラゴンズ)、工藤公康(読売ジャイアンツ) あげるときりがありませんね 私が最初にこの人!と思ったのは、 沖縄・興南高校、仲田幸司投手、この人でした。 連載 第十二回 2002/07/30 沖縄・興南高校・仲田幸司投手は、 その後阪神タイガースに入団しました。 これが私の阪神タイガースファンの歴史の始まりだったように思います。 しかし、私が単なる阪神ファンにとどまらなかったのは、 試合を見ていると他の球団にも いい選手やかっこいい選手がたくさんいます。 試合を見るには両方のチームを知っていないと、 つまらないのです。 そうして、いろいろな球団の選手を覚えていきました。 次回は、近い将来北海道・札幌に移転する、 日本ハムファイターズについて考えてみます。 連載 第十三回 2002/07/31 近い将来北海道札幌に日本ハムファイターズが移転します。 日本ハムは現在東京ドームをジャイアンツとともに使っています。 12球団一の人気球団と、不人気球団が同居しているのです。 なんと皮肉なことでしょうか。 日本ハムにもいい選手はたくさんいます。 私は日ハムファンじゃないけれど、 私の知っていることを話してみます。 そういえば私が物心ついてから日ハムって優勝してないんです。 一度すごく惜しいことがあったんですが、 上田監督の突然の辞任でしぼんでしまったことがありました。 連載 第十四回 2002/08/01 テーマは日ハムです。 過去のことはあまり知らないので、 いま現在のチームについて書きましょ。 なんといっても今の日ハムは小笠原道大です。 なにがすごいって三振がすごいんですよ。 いなくなった片岡の分までっ、 ってくらい振ってます。 体が一回転して、ヘルメットが飛ぶこともあります。 あの回転速度を計測したいです。 もちろん小笠原道大はそれだけの選手じゃないです。 よく打ってます。 今年はどんなタイトルを取ってくれるか楽しみです。 こんなにすばらしい選手はなかなかいないでしょう。 正田くんのことも書こうと思ったけど、 小笠原道大に熱くなってしまって、 紙面がつきました。 また明日。 連載 第十五回 2002/08/02 依然テーマは日ハムです。 昨日書き忘れましたが、 小笠原道大選手は一塁を守っています。 とても男前です。 では今日は正田樹投手について。 背番号は28です。 1999年夏の高校野球で群馬県・桐生第一高校が 優勝を果たしたときの投手です。 いわゆる「松坂世代」の一つ下です。 プロ三年目、次第に体も大きくなり、 だんだん一軍での登板チャンスも増えてきました。 未来の日ハムを背負って立つエース候補の 一人ではないでしょうか。 高校野球の投手といえば、 芝草投手もそうです。 帝京高校のエースでした。もう33歳。 札幌移転の頃には選手がいろいろと入れ替わってしまうでしょうね。 今月末に札幌ドームで日ハム×オリックス戦があります。 ちょいと視察に行く予定。 連載 第十六回 2002/08/04 依然としてテーマは日ハムです。 外国人選手を一人。 オバンドー、彼です。 シャーマン・オバンドーといいます。 すごく打ってくれそうな、 確かに打ってくれそうな、 打ってくれてるはず。 (数字不明) 確か去年ウィルソンっていう人もいたはず。 (どこ行った?) ミラバルという投手もいます。 カルロス・ミラバルです。 うーん、顔が浮かばん。 いま離脱しているようです。 私って野球が好きといっておきながら、 まだまだ知らないことがたくさんあるなあ。 連載 第十七回 2002/08/05 依然としてテーマは日ハムです。 大切な人を忘れてました。 田中幸雄。 この人私と同じ年なんです。 以前私はちょこっと女子軟式野球チームに所属していたことがあります。 そのときの練習場は多摩川沿い、 東急東横線の高架下近くで練習してました。 自転車で帰るときに、多摩川の土手へベンツが ぐぐんとあがってきてぶつかりそうになったことがありました。 あぶねー それが田中幸雄の車でした。 同じ年でこんなにも違うものかと、がっくりしました。 多摩川には当時日ハムの練習場があったのです。 広瀬選手(いまはもう引退)に 「がんばれよー」なんて声をかけられたこともありました。 連載 第十八回 2002/08/06 日ハムは今、東京の球団です。 パリーグの球団は東京に一つしかありません。 ロッテは千葉、西武は埼玉。 淋しがる人もいるでしょう。 熱心なファンは悲しむだろう。 しかし、パリーグは身売りの歴史であると何かで読みました。 このままだと赤字が重なってどこかに売られてしまうかもしれないのです。 お金の問題のみならず、 多くの人に愛されたいという願望もあるでしょう。 今のままの日ハムでは不幸すぎる。 私はそう思います。 ファンが増えれば、 お金も集まる、 いい選手も取れる、 入団したがる選手も増えるでしょう。 愛のあふれる球団になってほしい。 そして強いチームになってほしい。 連載 第十九回 2002/08/07 8月6日は広島、 8月9日は長崎に原爆が投下された日です。 あれから52年。 日本はすっかり平和になった。 平和って言うとちょっと聞き飽きた、 手垢のついた言葉のように感じるけど、 平和があってこその野球だ。 平和があってこその毎日なのだ。 もちろん他のスポーツもそうだし、 芸術も文化もなんだってそうだ。 つまり、この世の中でまだ戦争をしたり、 その後の復興が十分じゃない地域では 野球を見るなんて夢のまた夢なんだ。 日本はほんとにいい国だ。 サッカーも見れる、 野球も見れる、 ゴルフも見れる、 相撲も見れる。 いろいろと問題はある日本だが、 なんだかんだいって平和なんだ。 連載 第二十回 2002/08/08 今日から高校野球が始まります。 これを記念して期間中は高校野球についてのお話を連載しましょう。 野球の好きな人ならご存じだと思いますが、 2アウトになると野手が指を二本立て、 2アウトであることを指示したり、アピールします。 私が高校生の時にその指がどれであるかが議論の対象になりました。 まずは小指。 これは絶対です。 問題は、親指か人差し指か。 野球に詳しいおっちゃん(あのおっちゃんはきっと誰か選手のお父さんでしょう) に聞いたら、甲子園に行ったもんと行かんもんとで違うなんて言ってました。 ほんまかいかな どっちが行ったもんで、 どっちが行かんもんか忘れました。 これを読んだ方、 早速テレビをつけて確かめてみてください。 指の感じからすると、 人差し指と小指の組み合わせ方が組みやすいかな。 連載 第二十一回 2002/08/09 高校野球特集 私は甲子園に行ったときに驚きました。 よくテレビでアナウンサーが「蔦の絡まる甲子園」といってます。 その外壁にほんとに絡まっていたのです。 蔦は植物ですから、根っこがあってそこから壁に沿ってくっついています。 まるでジャックと豆の木のように高く高く広がっているのです。 東京ドームのような無機質さはなく、 植物と人工物が合体した不可思議さと、 その歴史を一目見ただけで理解させてくれます。 甲子園はほんとに素敵で美しい球場です。 ここは高校球児のあこがれの地であり、 野球の聖地です。 連載 第二十二回 2002/08/10 高校野球特集 今日はアルプススタンドについて、です。 甲子園にはアルプススタンドと呼ばれている席があります。 内野席の一番外野よりの一角です。 レフトにもライトにもあります。 高校野球では出場校や出場した地元の人が応援する席です。 私はここで応援するのが夢でした。 球場の外で母校がテーブルを出していて、チケットをくれました。 ついでに寄付もしてきました。 甲子園に出場するには千万単位のお金が必要なのです。 一試合3000万、勝ち抜いたらまた3000万といわれています。 私は外野席には座ったことがありましたが、 アルプスに入ったのは初めてでした。 球場は広い、アルプスも広い。 現役高校生たち、応援団、吹奏楽、 地元の人、たくさんいます。 みんな方言で話しています。 ああ、ここは私のふるさとです。 鳥肌立ちました。 ここは甲子園なのに方言で話してるなんて、 当たり前であり不思議。 ああ、夢がかなったんだなあ。 よ〜〜〜〜しっ、思いっ切り応援するぞー。 連載 第二十三回 2002/08/12 高校野球特集 今日は芝生について。 甲子園球場の美しさは芝生にあります。 あの芝生を実際に目にすると言葉を失います。 最近はドーム球場や人工芝の球場が増えています。 野球を興業としてとらえている場合 ドーム球場はとても有効ですが、 ほんとうの野球を楽しむのならば やはり芝生は天然芝、天井は空であって欲しい。 「フィールド オブ ドリームス」という映画を見ると、 ほんとそう思います。 甲子園は夢の球場。 連載 第二十四回 2002/08/15 高校野球特集 今日はペナントについてです。 甲子園では外の売店で、 ほんとに各学校のペナントが売っています。 昔ペナントってすごく流行っていた、というか 友達のうちに行くと壁にはってあることがよくありました。 いまでも売ってます。 自分の学校のがあるとつい買ってしまう、・・・かなあ う〜ん、買わないなあ 横目で見て通過して終わり、 でした。 |